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biking in the city

コペンハーゲン2日目。天気がなんとか持ちそうだったので、Karinさんと自転車で市内へ。

「古いけど、最近はそういう方がイケてるのよ」と手渡された自転車は、どう見ても私には大きい。サドルを一番下げても足は届かないし、そもそもどんくさいので、こういうのに無理やりのると絶対ケガをする。

高校初日の帰り道、新しくできた友達と自転車で急な坂道を「こりゃ青春の1ページだな」なんて思いながら下っていたら、ブレーキを忘れ、私だけ大胆に転んだことを思い出した。

浮かれている時こそ危ないのだ。

せっかくイケてる自転車を貸してもらったのに残念だけど、今回は断ろう。そう思っていたら、Karinさんの旦那さんがやってきて、有無も言わせず、自転車の特訓がはじまった (笑)

「東京には自転車がないのか?3分練習したら乗れるようになるから信じなさい」

多分、今年はじまってから一番チャレンジングだわ...とぶつぶつ言いながらも、Karinさんの旦那さんのご指導のおかげで、3分もしないで乗れるようになった。本当に心から感謝している。チューセンタックである。 

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市内へは、自転車と電車を乗り継いで40分くらい。まずはアトリエから最寄りの駅まで、森の中を自転車で20分。ガラガラと音のするイケてるオンボロ自転車をこぎながら、緑の中を駆け抜けて、頭の中ではCall Me by Your Nameの主題歌が流れている。慣れない片手運転で、iPhone片手に必死に動画を撮った。(インスタのストーリーズに載せてます)

コペンハーゲンは、自転車にやさしい街としてもよく知られているけど、それはこの一年でもっと便利なものになっている。電車だって、自転車と一緒に乗り込めるし、新しい自転車道が次々と作られている。Karinさん曰く、ヨーロッパでは自転車の販売額が、車を上回ったらしい。これが本当だったらすごい話。

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Lille Bakery

Karinさんのエプロンを届けに、オープンしたばかりのベーカリーLilleへ。オーナーのひとりは、Karinさんの息子の幼馴染で、nomaや108を経て、クラウンドファンディングでこの店を建てたそう。スタッフみんな私と同世代で鳥肌。

店のあちこちに置かれた自由奔放な花も素敵だし、いい意味で完成していない空間にもなんだかワクワクした。余白たいせつ。

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名前のLilleは、デンマーク語でLittle(小さい)の意味。

そんな彼らが話していたのは、“We decided to start as small as possible”「できるだけ小さく小さく始めたかった」ということ。いいよね、小さく、静かに始めて、賑やかに終わる(終わっちゃやだけどね)これは私のモットーにもしたいこと。

stracciatella, cucumber and mint

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Lille bakery and eatery
Refshalevej 213 A
Open 8:00-17:00
Closed on Mondays and Tuesdays

 

Refshaleøen

お腹も満たされて、楽しそうに働くスタッフを眺めていたら、ふと来る途中に見かけたフリーマーケットを思い出した。

「閉まっちゃうかも!」Karinさんに急かされ、慌てて来た道を戻る。

来る時はとにかく自転車にてんやわんやで気がつけなかったのだけど、この辺りは噂で聞いていたRefshaleøenという新しいヒップなエリアらしい。

元々、ヨーロッパでも有数の造船所だったこの場所は、現在はオーガニックのレストランやカフェ、ギャラリー、こワーキングスペースが並ぶ、ヒップなウォーターフロントに変身。前に行った、AmsterdamのPllekとか、TallinnのKalamajaを思い出した。どこの都市でもこういう流れはあるのだろうけど、ここはコンセプトがいい。「」

当時の建物はそのまま。各店舗の前にはその建物の歴史が書かれた看板まである。

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やけに静かだなと思ったら、閉店時間を30分ほど過ぎていた。

「せっかくだから見学だけさせてもらいましょ」とKarinさんはそんなことお構いなしといった様子。まだ店終いの途中だったおじさんを見つけて、「これは何年くらい?」と話し始める。

やっぱりおばちゃんパワーは万国共通だな……と思っていたら、店のおじさんも、「しばらくここで片付けてるから、なんか欲しいものあったら声かけてよ」と、なんだかとっても気さくな人だった。いい街か。

聞けば、土日だけのマーケットらしい。平日は、ここで静かにこの家具たちもこうやって布団をかぶって寝てるのかななんて思いながら、迷路のような隙間を縫っていく。

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B&W LOPPEMARKED
Refshalevej 163
Open 10:00-16:00 Saturdays and Sundays

「なんであそこまでしてMayaを自転車に乗せたか分かったかしら?」